1歳児と行く台北(台湾)まとめ

子連れでの初めての海外旅行 行き先は台北

GW、何処にお出かけしよう?

「国内の旅行も楽しくできたし、そろそろ海外旅行に挑戦してみよう!」

と思い立ちました。行き先の条件は、

  • 移動時間はなるべく短く
  • 時差ボケしない
  • 子どもも現地で一緒に食事を楽しめる

検索してみたところ、完璧な場所を見つけました。それは台湾

中でも、台北は子ども連れに優しい街である、という情報を得て、即予約。すぐに私の心は台湾に飛んで行ってしまったのでした。

旅の計画中、とても参考になった本はこちらです。 

子連れ台北

子連れ台北

 

3泊4日の間に、沢山の思い出が出来ました。

中でも、「子どもと一緒だったから素敵な思い出ができた」ポイントに絞って、書いていきたいと思います。

子どもと一緒に楽しめた場所

幸いお天気にも恵まれ、色々なところにお出かけできました。特に思い出になったのは次の場所です。長い記事になりそうなので、場所ごとに分けて投稿します。

  • Taipei 101

街のどこからでも見える、台北のシンボル的存在、Taipei101。まずは台北の街にご挨拶、ということで上ってみることにしました。子どもも大興奮の展望フロアでした! 

  • 変身写真

台北で有名なものの一つが「変身写真」。その名の通り、本格的なメークアップと衣装に着替えて、大変身して写真撮影をするというものです。ワクワクドキドキ、楽しい家族写真を撮ってきました。

  • 臺北市立動物園 (Taipei Zoo) 

アジア最大級の広ーい動物園!南国の植物に彩られ、面白いオブジェがそこかしこに配置された園内では日本とはまた違った雰囲気を楽しめました。もちろん、パンダやゾウなど子どもが絵本などでおなじみの動物たちも見られます。 

  • 貓空纜車(Maokong Gondola)

台北動物園と台湾茶の生産地として名高い「猫空」(Maokong)を結ぶロープウェイ!中でも「水晶車廂」(クリスタルキャビン)というゴンドラは底がガラスになっていてシースルー!子どもと一緒にドキドキワクワク、スリリングなロープウェイライドが楽しめます。もちろん、ゴンドラの車窓からは絶景がのぞめます! 

  • 行天宮(Xongtiengong)

台北の街でよく見かける、煌びやかな廟。子ども連れでお参りしてきました。子どももお祓いしてもらえます!興味深い体験ができました。

子どもと一緒に楽しんだ食べ物

台湾といえば食事が美味しいことで有名!大人だけでなく、子どももおいしそうに食べていた台湾料理も色々ありました。

なお、台北で有名な夜市については、私たちはお散歩しつつ雰囲気だけ楽しみました。食事はレストランやホテルでとりましたが、メニューをみて食材や調理法、味付けがある程度理解できますし、子ども用の椅子や食器を借りて、落ち着いて食事をすることができました。

次回台北を訪問するときは、是非屋台での買い食いにも挑戦してみたいです!

  • マンゴーかき氷

  • パン

  • 広東ダック

  • 魯肉飯・鶏肉飯

  • しらす炒飯

そういえば、「子ども用にお水を下さい」というのは日本にいれば良く言うセリフですが、台湾ではあまり冷たいお水を飲む習慣がないのか、英語でお願いしても全然伝わらないことが何度かありました。そんな時に役立つのが「筆談」!メモとペンがあって助かったことが何度かありました。

泊まったホテル

大安路沿いにある、こぢんまりとしたモダンなホテルに泊まりました。子ども連れにぴったりの快適なホテルでした。お気に入りのホテルが台北にできました!

子どもに優しい街、人

台湾にいる間、何度か地下鉄に乗りましたが、子どもを抱っこしていると席を譲られる率100%でした。フードコートで、空いている席を探しているときも、席を詰めてくれて座らせてくれたり、子どもをあやしてくれたり。

子どもを連れていると、日本では、おじちゃんおばちゃんから話しかけれることは結構ありますが、若い人からはほとんどありません。でも台湾は、子育て経験世代だけでなく、若者も積極的に親切にしてくれる!なんだか、子連れでいるのが心地の良い街でした。

空港のベビーコーナー、動物園のベビー用サービスなど、各種施設での子ども用設備も充実。レストランでも、快く子ども用のサービスを提供してくれました。

時差もないし、移動時間も短く、子どもと楽しめるスポットも沢山ありましたので、自信をもって子ども連れ旅行先としておススメします! 

いい思い出がいっぱいできました。ああ、また行きたいなぁ。ごはんも美味しいし!!

1歳児と行く台北(台湾)-泊まったホテル les suites taipei daan (台北商館 大安館)

Les Suites Taipei Da Anに泊まった

こぢんまりしたホテルが好きなので

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大都市台北には、有名ホテルチェーンから、こぢんまりしたホテルまで選択肢がたくさん。私は個人的には、地元発のこぢんまりしたホテルが好きなのと、滞在中に訪れる場所へのアクセスを考えて、こちらのホテルを選びました。

便利な立地

ホテルが面しているDaan Roadを北上して数分で、北基公路という大通り(繁華街)に到着します。地下鉄2路線が使える忠孝復興駅はそこからすぐ。さらに、その駅はSOGOに直結しています。北基公路沿いでもSOGOでも、お買い物やお食事には困りません。とっても便利な立地でした。

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ちなみに、台北101やICE Monster にも、散策がてらホテルから歩いていけないことはありません。

充実の朝ごはん

les suites の朝ごはん、とっても充実していて毎日朝が楽しみでした。

現地の朝ごはん、たとえば揚げパン(油條)と豆乳スープ(甜豆漿)ももちろん楽しめますし、美味しいパン、色とりどりのフルーツ(フレッシュなマンゴーも!!)、

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洋風のコールドミート、チーズ、サラダ、温かいおかず、おかゆ、日本風のごはん、のり、ふりかけなどが一通りそろっています。

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子どもが食べられるものも沢山あったので、とても助かりました。

そういえば、台湾にもヤクルトがあるんですね。しかも日本のよりちょっと大きい!毎朝美味しく頂きました。

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快適なロビー

なお、この朝食はふかふかのソファーがたくさんあるホテルのロビーで提供されます。このロビー、夕方になるとこちらではコーヒーとお菓子(ケーキ、クッキーなど)が提供され、滞在客は無料で楽しむことができます。街の散策の後、ちょっと休憩したいなーというときに、わざわざ外でカフェを探す必要がなく、子どももくつろげる場所があるというのはとっても便利です。

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大型ホテルのエグゼクティブフロアのようなサービスが、過剰でなく必要十分なレベルで、しかもかしこまらずにリーズナブルに楽しめる、というイメージです。子ども連れにはぴったりでした。

子どもに親切!!

部屋は、大きなベッドがある部屋を選んでいたので、家族3人、川の字で寝ればいいや、と思っていました。しかし、ひとたび部屋に足を踏み入れると、快適そうなベビーベッドが置いてありました。特に頼んでいなかったのですが、配慮してくれたのですね。ありがたい。

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そして、部屋にもおいしそうなフルーツが。出かけるときに、子どもの非常食として持っていけるみかんやバナナなど、とても助かりました。

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朝ごはんの時や、休憩するときにロビーにいると、ホテルのスタッフの方が子どもに声をかけてくれて、ちょっと一緒に遊んでくれたり、おやつを持ってきてくれたり。子どもも、我が家のようにのびのびと過ごしていました。

お気に入りのホテルが台北にできた!

華美ではないけれど、近代的で、あるといいな、というものは全て揃っていました。そして、なにより、滞在客に心地よく過ごしてもらおう、というホテルの方々の意気込みが感じられました。とっても素敵なホテルでした。

また台北にいくなら、再訪したいです。

1歳児と行く台北(台湾)-子どもと楽しむお食事③ 広東ダック

広東ダックを食べよ!

好きな食べ物を10個あげろと言われたら、私は絶対北京ダックを選びます。

そんな私が、中華料理圏である台北にやってきたら・・・もちろん北京ダック食べたい!せっかくだから美味しいお店で食べたいなあと思い、いろいろ調べていたら、何やら北京ダックでなく「広東ダック」なるものがあり、それはダックの皮のみならずお肉も一緒に美味しく頂けるらしい、と知りました。

じゃあ、絶対台北で「広東ダック」食べよう、ということになりました。

レストラン予約はWeb予約サービスが便利

ガイドブックやインターネットで調べて、行きたいお店が決まりました。そして、広東ダックを食べるには事前に予約が必要であるということがわかりました。となれば、予約したいけど、私は中国語が全然話せません。英語でもうまくコミュニケーションとれるか不安・・・、と躊躇していたところにクレジットカード会社が提供するレストラン予約サービスがあることを思い出しました。 

 こちらのサイトでお願いして、無事に予約を取ることができました!

大人も子どもも恋に落ちた「だっちゅ」(=ダック)

私たちが訪れたレストランは「龍都酒樓」。

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何と、週末は予約がいっぱいで席がとれず、平日のランチでようやく予約できました。行ってみたら満席の賑わい。とても人気のあるレストランです。

ゴージャスな雰囲気のなか、さっそく広東ダックが運ばれてきました。

じゃーん!

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大人2人+1歳児1人だったので、ダックは半羽オーダーしました。食べてみると、大人もキャッキャとはしゃぐ美味しさ。皮はパリッと香ばしくお肉はジューシー。甜麺醤の味わいも良い感じ。

子どもには、生地を小さく切ってダックのお肉と甜麺醤をほんの少し巻いて、食べさせてみました。

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子どもからも笑みがこぼれる美味しさ。途中から「だっちゅ」「だあっちゅ!」(⇒ダックのこと)とおねだりするようになりました。まさか1歳児と広東ダックを楽しむことになるとは思いもしませんでしたが、忘れられない楽しい思い出が出来ました。

なお、子ども用いすも、食器も、お水もすべて用意してもらえました。お店で働いてるおばちゃんたちからも可愛がってもらって、楽しそうに過ごしていました。

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広東ダック以外のメニューも美味しかったです。おススメのレストランです。

1歳児と行く台北(台湾)-子どもと楽しむお食事② パン

ちょっと小腹がすいた時にGood。美味しい台湾のパン

台北の街を歩いていると、日本と同じようなパン屋さんをちょこちょこ見かけます。

お店に入って、トレイとトングをもって、好きなパンを選んでレジに行くスタイル。

日本であまり見ないパンを選んで買ってみました。

息子はとても気に入ったようで、あっという間に食べてしまいました。落としたのかと思って2度見するほどのあっという間!

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食べているのは、ねぎパンです。次にまた台北に行くときには、他の地元パンにも挑戦してみたいと思っています。

1歳児と行く台北(台湾)-子どもと楽しむお食事① マンゴーかき氷

マンゴーかき氷

暑い台北の街をたくさん散策した後に食べるかき氷は、最高に美味!マンゴーの季節に訪れたこともあって、特にフレッシュマンゴーのかき氷は、夢のように美味しかったです。家族全員、マンゴーと恋に落ちました。

特に、日本でもその名をとどろかせている ice monster というお店のかき氷はフワッフワ。食べ始めから食べ終わりまで、夢心地でした。 

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百果園というお店のマンゴーかき氷も、マンゴーそのもののうまみを味わえて美味しかったです。

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我が家は ice monsterの虜になり、滞在中2回訪れました。

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ice monster はおやつ時に行くと行列ができていて結構待つことになるので、ちょっと時間をずらしていくと待たずに食べられて良かったです。

1歳児と行く台北(台湾)-お出かけスポット⑤ 台北でお参りしてみた in 行天宮

台北でお参りしてみた in 行天宮

台北の街を歩いていると、とてもカラフルで煌びやかな廟をよく見かけました。その中でも、商売の神様(といっても、なんと三国志で有名な武将「関羽」!!)がまつられているという行天宮を訪れました。

行天宮は松山空港からすぐ近くで、台北旅行最終日の行程に組み込むのにちょうどよかった、という事情もありました。ホテルをチェックアウトして、ランチを頂き、その後空港で荷物をロッカーに預けて、タクシーで行天宮を訪れました。

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とても信仰心が厚い台北の人々

夫の商売繁盛をお願いしにいこう!と目論んで行天宮にやってきたのですが、一歩足を踏み入れてみると、熱心にお参りする人々の姿に圧倒されてしまいました。

お参りの仕方がわからず、ぼーっとしていると、ボランティアの方(青い服を着ている)が親切に教えてくれました。

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息子もお祓いしてもらった!

順序に沿って神様にお参りした後、煙をモクモクと漂わせる線香を持ったおばあちゃんのところに列が出来ていたのに気付きました。訳も分からず並んでみてわかったのですが、なんとお祓いをしてもらえるのです。

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並んでいるとしばらくして夫の順番になりました。夫が抱っこひもで息子をぶら下げていたのですが、おばあちゃんに「はずせ、はずせ」と言われます。どうやら、お祓いの対象となる人は、一人にならなければならないようです。そして名前を尋ねられ、おばあちゃんがお祈りしながらお祓いをしてくれました。

その後、最初はお願いするつもりではなかったのですが、私も、そして息子まで!順番にお祓いしてくれました。

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1歳の息子は年配の女性がちょっと苦手なので、怖がって泣いていましたが、お祓いの最後のほうでは落ち着きを取り戻していました。息子も商売運があがったかもしれません!

とても興味深い体験ができ、一生忘れることのない思い出ができました。

1歳児と行く台北(台湾)-お出かけスポット④ 貓空纜車(Maokong Gondola)

貓空纜車(Maokong Gondola)

猫空ゴンドラは、台北動物園と台湾茶の生産地として名高い「猫空」(Maokong)を結ぶロープウェイです。中でも「水晶車廂」(クリスタルキャビン)というゴンドラは底がガラスになっていてシースルー!

子どもと一緒にドキドキワクワク、スリリングなロープウェイライドが楽しめます。もちろん、ゴンドラの車窓からは絶景がのぞめました!

待ち時間はもったいない!予約しよう

私たちが猫空ゴンドラに乗車したのは週末でした。乗車口には長ーい長ーい行列が!子ども連れで行列に並ぶのはつらいですが、前もって予約しておいたおかげで、行列をすり抜けて待ち時間ゼロで乗車できました。

しかも、行列客で混雑した通路を通ろうとするときに、子ども連れと見るやみんながスペースを空けて通してくれて、スイスイと進むことができたのが印象的でした。

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ゴンドラへの乗車は、Web予約が可能です。私が予約した時には中国語のページしかなかったので、ちょっと難しかったです。でも、中国語が全くできない私でもブラウザーの翻訳機能を使いながらなんとか予約できました。予約確認画面を印刷しておいて、当日乗車時に駅の係員の方に見せれば、あとは親切に案内してくれました。

一度は乗りたい水晶車廂」(クリスタルキャビン)

クリスタルキャビンは、壁面が窓があるだけでなく、床もガラス張り!高ーいロープウェイを進むゴンドラから、はるか眼下の景色が見えます。

大人の私は下を見たらちょっとスッーっと感じたけど、子どもはどうだったでしょう?我が家の一歳児は「あーっ」と言いながら下を見ていました。

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全長4キロちょっと、緑いっぱいの山の上をゆっくり上っていきました。20分位かかります。子どもが機嫌が良いタイミングで乗車できて、たっぷり満喫できました。

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「猫空」の茶芸館も楽しい

猫空、といえば台湾茶の名産地ということで、茶芸館に行ってみました。

子どもは熱い鉄観音茶は飲めないので、お気に入りのドリンクを持参すると良いと思います。台湾式に飲む鉄観音茶、絶品でした!(美加茶園にて)

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そして、茶葉入りの炒飯など、美味しいお食事も頂けます。子どもも炒飯はおいしそうに食べていました。

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しかし何といっても、涼しい風に吹かれながら良い景色を見て、子どもとのんびり休憩できたのが、猫空での最高の思い出です♥ 暑い日に動物園をたくさん歩いた疲れも吹き飛びました。 

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